昨日の記事でもちょっと触れたんですけど、たくさんマンガを持ってます。それでも入れ替えたりとか人にあげたりとかしたので、なかなかの数を読んでいると思う。
『ホタルノヒカリ』ですっかり有名になったひうらさとるさんですが、わたしはひうらさんの作品の中でも『月下美人』という作品が好きです。
わたしの家は、マンガを読んでいると母親からあまり良い顔をされなかったので、小学生のときに入っていた部活のマンガ部でここぞとばかりに読んでました。
なかよしを読んだ時に「ナンダこの女の子も男の子もおしゃれで楽しそうなマンガは!」って思った記憶。
そして書店でコミックスの表紙を見て、おしゃれ!って思った記憶。
月下美人について
月下美人と書いてムーンライトシンデレラ
掲載誌はなかよし。1989年~1990年連載
恋愛・ファッション・バンドが主な要素。ミュージカル化もしたことがあるらしい
女の子の名前がミズタマっていうのかわいい
オレ様天然男子かわいい
天然だけど本質見てる系男子かっこいい
ワタシはワタシって割り切ってるけど、輪に入れてない自分をちょっと気にしてるかっこいい系女子かわいい
作者がとにかくファッションとバンドが好きなんだなっていうとが伝わってきてとても良い
かんたんなあらすじ
主人公の月子は学校の昇降口で話しかけてきた薫くんに一目ぼれ。
月子はある日モデルのミズタマとしてデビューする。ミズタマの衣装のまま薫くんのライブに行ったら、薫くんは月子のことを覚えてなくて、月子はとっさに自分はミズタマであると名乗ってしまう。。。
表紙の左が月子で右がミズタマです。
主人公の月子が奥手なので、楽しい時間を過してる時にミズタマは月子だって言い出せないんですね。
薫はミズタマのことが好きだから、じゃあ自分はミズタマになって会えばいいじゃない!って最初は思ってるんだけど、ミズタマとして薫とデートしてる時間よりも、月子として薫と接してる時間のほうが長いから、お互いにアレっ?ってなってきちゃうんですよね。そうなってからがドキドキの展開です。
この作品、勢いがものすごいんですけど、その中にある繊細な部分がたまらないです。あと、絵が好き。 恋愛要素もあるんだけど、「本当の自分」みたいなのもテーマになるのかなーと勝手に思ってます。
シンデレラはかけてもらった魔法がとけたらいつもの姿に戻ってしまうけれど、魔法は自分でかけられるし、とけないよ、みたいな。
20年以上前の作品ですが、今でも読み返したくなる作品です。
月下美人は現在、電子書籍のみで販売中
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