A-10『赫のグリモア』
『死んだひいおばあちゃんが魔法少女だった』
というキャッチコピーでTwitterに載っていたこの漫画。タイトルは『赫(あか)のグリモア』といいます。
作者はA-10(エーテン)先生。別冊少年マガジン連載中です。
A-10せんせいは以前からゲームのキャラクターデザインや同人誌、成人誌でも大活躍されていた方なのでご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
わたしはA-10先生の漫画やイラスト、デザインがジャンル問わず大大大大大好きで心にズキュンと入ってくることが多いので贔屓目もありますがそれがあっても余りある魅力なので紹介したいと思います。
赫のグリモアのあらすじ
ペン画の大家である大麦 茜を曾祖母に持つ主人公・大麦 若葉は絵を描くことが好きな中学2年生。
曾祖母・茜の葬儀会場で若葉は茜の財産である屋敷とふしぎな形をしたペン。
夏休みのある日、屋敷を訪ねた若葉は今まで行ったことのない部屋の存在に気がつく。茜に誘われるかのように屋敷の深部まで行った先には鎖に縛られた少女が居た。
少女が「赤ずきん」と名乗ったその時、屋敷が何者かに爆撃される。
・・・俺なら何とかしてやれる
俺を解放しろ
若葉はその場をおさめることができるのか?
赤ずきんの正体とは?茜は何のために若葉を読んだのか?!
こんな感じです。緊迫した雰囲気、赤ずきんとの会話の場面はドキドキします。
赫のグリモアここがすごい
超美麗な絵
表紙をごらんになっていただければお分かりになるとおり、とても絵がきれいです。
表紙だけでなくて中もキレイ
1巻の表紙は登場人物のひとりである、赤ずきんです。
カラーも白黒もキレイなんです。キレイなだけで迫力が無いのかっていうとそんなこともなくて、迫力もある。美しい。そして伝わってくる。
女の子がいっぱい出てくる。そしてアツい
かわいい女の子が出てきます。でもそれだけじゃない。
主人公は一見頼りなさ気で泣き虫な女の子ですが、芯が強い。赤ずきんは凶悪な性格ですが、筋が通っている。ある意味まっすぐ。主人公のひいおばあちゃんがかっこよくてかわいくて強い。
敵である魔獣は恐ろしいし赤ずきんも魔獣・・・魔獣って何だ? ってなる。
2巻冒頭からクライマックス!
1巻は若葉と赤ずきんの出会いと、若葉と赤ずきんの人となりを表すエピソードが多めなのですが、1巻の終わりから組織とか出てきて不穏な空気に。
で、最近出た2巻を読んだら2巻の最初っからクライマックスな展開でした。
もうね、若葉も赤ずきんもかわいい。みんな良い。
2巻から新しい展開になってゆきます。
これからの展開も楽しみです。はやく3巻読みたいです。
1話は公式サイトから試し読みできます!
とにかく読んでもらいたい。そして買って読んでもらいたい作品です。
2巻まで出てます。
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