信玄餅っておいしいですよね。ちいさな四角い入れ物の中に餅が3つ入っていて、きなこがその上にたくさんのっているお菓子です。山梨のおみやげといったらこれ。
信玄餅は美味しい、でもきなこが多いから食べる場所を選ぶ
昔は私もそう思ってました。
きなこの上に黒みつをかけても、きなこが黒みつをはじくから餅を持ち上げるときなこがたくさん落ちてしまうんですよね。
母親からはこぼすからテーブルの上以外で食べることを禁止されたり。
そこで、どうにかキレイに信玄餅をたべようと子どもの頃に考えた食べ方があります。今日はそれをご紹介します。
1.信玄餅の包みをひろげ、蓋を開けたら黒みつを3/4くらいかける
蓋を開けたところ。ここまではふつうです。

2.黒みつと餅の上にのっているきなこを混ぜてなじませる
見た目ちょっと悪いですが、気にしない。
こうすることできなこがぱらぱらと落ちるのを防ぎます。

3.もちの上のきなこと黒みつがなじんだら、もちを1つ持ち上げて隣に置いてそのスペースに残りの黒みつを入れる
こんな感じです。

4.黒みつに浸しながら餅を食べる
最初に全部の黒みつを入れてしまうと混ぜにくいし、もちの下にもきなこはたっぷり入ってるし、黒みつのみずみずしい感じも味わえるしなので全部入れずに3/4だけ使ってなじませたのにも理由があります。
全部食べ終わった画像がこちら。
包みにきなこがほとんど落ちていないことがお分かりでしょうか。

山梨だけじゃない、信玄餅
餅の上にきなこがたくさんのっているお菓子といえば、私にとって馴染みのあるものは信玄餅なのですが、上越には出陣餅、博多には筑紫もちというお菓子があるそうです。
その2つくらいかなと思ってましたがさらに調べてみると北海道や会津、鳥取、他にも色々なところに「もちの上にきなこがかかっていて、みつをかけて食べるお菓子」があるようです。
調べていて特にきになったのは出陣餅です。出陣餅は餅の部分が草もちになっているとか!ふつうのもちときなこだけでもじゅうぶん美味しいのにもち部分が草もちだなんて贅沢すぎる。食べてみたいです。
はじめは信玄餅の食べ方だけを紹介しようと思っていたのですが、形態の似ているお菓子はあるのかな?と思って調べたら思わぬ収穫がありました。
-----
◆この記事は水野アキが書いてます
水野アキの成分分析
水野アキの成分分析
◆ウォンバット愛(ラブ♡)
ウォンバット大好きウォンバットかわいいウォンバットおしゃれウォンバットあいしてる
ウォンバット大好きウォンバットかわいいウォンバットおしゃれウォンバットあいしてる