【よくもわるくもフリクリだった】
OVA発売当初からFLCLのファンだった友人に聞かれた時に答えたひとこと。
フリクリは「どんな作品か?」と問われてひとことで表された表現の振り幅がとても大きいと思います。
オシャレアニメ
ハル子さんが主役
ナオ太くんの成長物語
よくわかんないけど面白いアニメ
the pillowsのMVだよね
アメリカで人気だったやつ
などなど。 多分もっとある。
そんで、わたしはフリクリに対してどんな感情があるかというと、
・自分の欲しいもののために地球の運命なんておかまいなしに行動しまくるハル子さん好き
・大人になろうとするが故に子どもであることを嫌でも自覚してしまい、無力感とあきらめを持っているナオ太くん
・ハル子さんとの接触で成長するナオ太くんすてき
・とにかく勢いが凄い
・ハル子さんの声いいよね
・楽曲が最高にCOOL
こんな感じなのです。
ハル子さんというキャラクターがとても好きだし、ハル子さんというイレギュラーによって起こる化学変化がとても好きなんです。
で、オルタナのこと
まず予告でちょっと飽きてしまった。20分あったよ。ポップコーン9割食べ終わってたよ。予告の中に、次に公開される「フリクリ プログレ」の予告も含まれてたんだけど、ハルハ・ラハルのキャストが新谷さんじゃないことにえっ?って思ったとこから本編がスタートしました。
ハル子さんってアトムスクを手に入れるのが目的なんじゃなかったっけ?ブレスレットしてないし、アトムスクのアの字も出てこないし、月見そばの人に「何でだか地球にこだわる奴」みたいな言われ方してたけど、ってかあのそばの人ってまゆ毛が海苔の人だっけ?何か老けてない?違う人なの?
とか頭の中がごちゃっとしてきたので、考えないで観るようにしました。
女子高生4人組1人1人にスポットが当たったエピソードがありつつ、じわじわとMMの地球をまっ平らにする計画は進んでいて、いよいよってなった時、最終回で主人公が地球のピンチを救ってた。
カナぶんの能力が発動するためにハル子さんは必要だったかもしれないけど、それ以降ハル子さんがいなきゃいけない場面ってそこまで無かったような。
でも、ハル子さんが出てこなかったらフリクリとして楽しめたのかな?
あとは、音楽の使い方が何か地味な印象でした。ちょっと寂しい。
タイトルにもなってるオルタナはオルタナティヴの略だと思うのですが、
alternative
1(二つのうち)どちらかを選ぶべき、二者択一の 《★時に三つ以上の場合もある》
2代わりとなる、代わりの
3慣習[伝統]的方法をとらない、新しい
(weblioより引用)
こんな意味があるんですね。
次の「プログレ」でのラハルは分離された存在らしいから、今回のオルタナという言葉にはさまざまな意味がこめられてそうですね。
今回アトムスク出てこないじゃんって思ってたけど、ハル子さんがナオ太くんと出会う前のお話しだったのかもしれないとも思いました。
新作っていうと、何となく前作の世界の続きを想像してしまうけれど、まったく違う世界なのかもしれないです。
うんうんそれもまたフリクリだね!っていう感じなのかなー。観た後に監督が違うことを知ったので本当にそうなのかも。
わたしの中のフリクリはハル子さんの存在と、pillowsの楽曲がフリクリをフリクリにしてるのかもしんないなーとうっすら思ったのでした。
色々思うところもあるけれど、新作見られるのは嬉しいです。プログレも観にいくよ!
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