ウォンバットのうきうきくらし手帖

好きなことを好きなだけ書いてる

Sponsored LINK

むかしむかしの、アキの物語



◆ ただいま募集中のメニュー ◆
あなたの人生を動かすリーディングセッション 💫 詳細★
オーラカラーからあなたの願いへアクセス 💫 詳細★

 

1.むかしむかしのこと

昔々、ある海辺の小さな村に、未来を視ることができると噂の巫女がおりました。
巫女は老婆の年齢であり、老婆にはアキという孫娘が一人おりました。


母親は父親と兄を連れて出て行ってしまったため、
老婆とアキは2人で暮らしており、老婆はアキをとても可愛がっておりました。

まだ幼いながらも、不思議な美しさを持ったアキは、
村の子どもたちの中でも目を引く存在でした。


アキには老婆と同じように不思議な能力があり、
他人の心、特に痛みを感じる力がありました。


心やさしいアキは、いつも自分の事は後回しにするような子供でした。
他人の心の痛みがイメージできてしまうことにより
自分の意見は言わず、周りの人のことを優先させていたのです。

2.成長

アキが16歳になった頃、
独特の色気が混じった美しさが際立つようになり、
村の男逹がアキに近づくようになりました。


そんなアキに村中の女が嫉妬するようになり、
男逹の下心と、女逹の嫉妬のイメージを嫌でも見てしまうアキは、
段々と家に引きこもるようになってしまいました。


そんなアキを心配して、老婆はアキを自分が行う礼拝に連れ出すようになりました。


村人逹も、神聖なる村の巫女の礼拝中には手を出せず、黙って遠くから眺めるだけでした。

ステンドグラス イメージ 写真

3.老婆のことば

そんなある日、老婆が礼拝の帰り道、胸を抑えて苦しみだしました。
アキは老婆を背負い家まで帰り、老婆を必死に看病しました。


老婆は自分の命が長くないと悟り、
アキを呼び寄せて、苦しい息の中こう言いました。


「アキよ、よく聞きなさい。
 お前はこれまで、他人の痛みが見えてしまうばかりに、
 自分を大事にすることが出来なかった。

 他人が傷つくのを分かっていながら、
 自分のしたいことをするなんて出来ないのだろう。

 お前は本当に心の優しい子だよ。私の自慢の可愛い孫だ。


 お前なら、お前に備わった力を正しく使うことが出来るだろう。


 お前は気づいているだろうが、
 お前には、隠そうとしても隠せない、
 お前にしかない色気がある。


 お前の母親が、お前の父と兄を連れて村を出ていったのは、
 お前の色気はどんな男も引き寄せられるからだ。
 お前を守る為に、村を出ていったのだよ。


 そして、お前には、
 誰にも真似の出来ない個性がある。
 着る服も、身に付ける装飾品も、
 誰にも真似できない、
 お前しか似合わない物を選ぶことが出来る。


 それはお前だけにしか出せない魅力の1つなのだよ。


 お前も分かっているように、私はもうすぐ天に召される。
 これからは、自分で自分を守らねばならぬ。


 その為には、勇気を出して、自分を1番大事になさい。
 自分の声を聞きなさい。


 お前の魂は、
 『私を1番大事にして欲しい』
 『私をもっと大切に扱って欲しい』と、

 ずっとお前に訴えていたはずだ。」

 

アキは、涙を堪えることもなく、
老婆の手を握り締めながら、黙って聞きました。


老婆はアキの差し出した水をゆっくり飲むと、
更にこう続けました。


「アキよ、これからは、自分を大事にしながら、
 自分の魅力を開放しなさい。


 色気があることは、個性があることは、
 本来なら素晴らしいこと。


 魅力を開放し、自分を大事にすることを続けたら、悪い男は寄ってこんだろう。


 本当にアキを大事にしてくれる男が、必ず見つかる。


 自分の存在や、色気や魅力に、
 罪悪感を感じることはないのだよ。


 そして、他人の心の痛みが見える力を使い、他人の痛みを癒しなさい。
 お前と話すことで、人は、自分の心の痛みを優しく扱う事を知るだろう。


 お前は何も悪くない。何も恥じることはない。
 お前の力は、お前の使命の証なのだから。」



そう言うと、老婆は静かに目を閉じました。

ハート 屋久杉 写真

4.悲しみと勇気と希望と

アキが悲しみと孤独を胸に、声を上げて泣いていると、
ふと外に人の気配がしました。
涙を拭いて立ち上がり、戸を開けるとそこには母が立っていました。

「夢を見たのよ」
母はそう言うと家の中に入り、
老婆に手を合わせ、アキの前に座りました。


「お婆ちゃんから、全て聞いたわね?」
アキは黙って頷きました。


「私と一緒に、村を出るか、ここに残るか、
アキはどうしたい?」


アキは、手を固く握り締め、息を吸い込んで、
勇気を持って、生まれて初めて正直に答えました。


「お母さんが私を守ってくれたのは嬉しいけれど、
私を置いて行ったのは、悲しかった。
そばにいて、私のことを大事にして欲しかった」


母の中に、後悔と傷ついた感情が見えて、
アキは、胃がキュッと掴まれたような痛みを感じ、
アキは、母を見まいと目を閉じました。


すると、目を閉じているにも関わらず、母が毎日アキの事を思い
窓の外を眺め、アキと同じ年頃の女の子を見ては胸を痛め、
アキへの愛情をずっと持っていた様子が頭の中に流れ込んで来ました。


アキは、正直に自分の気持ちを伝えられた事で
自分の心が、何とも言えない喜びと満足感に包まれるのを感じました。


目を開けたアキは感謝の気持ちに包まれながら、母と抱き合いこう言いました。
「ずっと愛してくれていて、ありがとうお母さん。私、お婆ちゃんとこの村に残るわ」


その後、アキは村に残り村のために礼拝を行い、村人が抱える心の痛みを読み取り、
優しく聞き出すことで村人達の心を救い続けました。


ある日、大きな嵐が来ることを読み、村を嵐から守ったことで
村人達から村を守る巫女として大切にされるようになるのです。


嵐の夜、強風で飛ばされた戸を直してくれた、
優しく誠実な青年と結婚し、2人には娘が産まれ、
生涯3人で幸せに暮らしました。

青い花 写真

この物語は、夏目さおりさんの物語セラピーで受けとった物語を、水野アキがブログ向けに微修正したものです。

原文を読みたい方は、さおりさんのブログへ。
他のクライアントさんの物語も丁寧に紹介されています。

ブログへの掲載・修正を快諾してくれたさおちゃんありがとう!

夏目さおりさんブログ

心を癒して魂が輝く✨ 女神からの魅力覚醒メッセージ

-----

◆この記事は水野アキが書いてます